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辞書で調べることは恥ずかしいことではない

英会話の訓練を通じて、存在する全ての英単語、全ての用法を覚えるのは不可能です。日本人であるからといって全ての漢字や熟語をマスターしていないことと同じです。 ですから、英会話の訓練を始めた瞬間から、「辞書」は必須のアイテムとなります。
英語でのコミュニケーションを重ねていけば、だいたい日常的な会話で用いられる単語や用法にも限りがあることがわかるでしょう。
日本語でも似たようなものです。よほど専門分野の会話にならない限り、日常使っている言葉はある程度パターン化されます。そして専門的な言葉であればあるほど、それは一般的な文書で説明可能になります。英語も全く同様です。初めて聞く単語があるのは当たり前ですし、それはあとから調べるか、会話の際に違う言い回しで説明してもらえばいいのです。例えば、英会話の講師であっても、英語の教師であっても、「辞書」を使わない人はいません。
全ての単語を丸暗記しているような人はいないのです。
英語だから、知らない単語が会話中に出てくると焦るのです。同じ会話を日本語で交わしていれば、「それはなんなのか」と聞くでしょう。
ここで意識したいのは、「いかに素早く調べるか」ということです。必要なときに必要な情報をスビーディにとりだすことが出来れば、その分時間が短縮できます。
英語に触れあい始めた瞬間に、英会話を始めた瞬間に、「辞書」はもう手放せないものになっています。今ではコンパクトな「電子辞書」が主流です。また、スマートフォンのアプリとしての辞書も多数あります。自分の利用スタイル、そして英会話でコミュニケーションをする際の利用シーンなどを考えて、最適なものを選ぶことが大切です。
「わからない単語はすぐに調べる」ということを繰り返していけば、いつの間にか辞書で調べる頻度もへ減っていきます。それは「必要なときに調べた」ことで記憶するための能力が活性化され、習得しやすいからです。これがただむやみに暗記しようとすると、なかなかうまくいきませんから不思議なものです。

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