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子供のころから英語を学ぶと・・・・?

生まれたての赤ん坊は言葉を話すことは出来ません。それは、「言葉」が先天的に備えられているものではなく、後天的に「覚える」ものだからです。
子どもが言葉を話すようになる理由は、「言語」を吸収する体制が整っているからです。
子どもはある一つの言語を「2000時間」聞き続けると自分から発することができると言われています。それまではただ聞いて、脳に蓄積していくのです。
両親や自身を取り巻く人々の会話を聞き、空気を感じ取り、どの言葉がどのような時に使われているのか、まさに「感覚」でとらえることができます。
ある意味、「訓練」しなくても、幼少期の毎日は言語を覚えるためにあるようなものです。周囲で交わされている言葉が脳を刺激し、本人も気づかない間に言語野に蓄積されていきます。言語は「思考」を形成します。自分が今どんな感情を持っているのか、どうしたいのかを言葉ではっきりと意識することができるようになるのです。
そのような幼少期に英語を学ばせると、もちろん覚えも早いです。日本語と混ざり合って混乱してしまうのでは、と感じてしまうかもしれませんが、それは「環境」をしっかりとわけることで解消されます。つまり、母国語はあくまでも日本語で、だけどもなんらかの形で英語に触れさせるのです。
そのためには幼児童むけの英会話教室などもたくさんありますから、一度見学してみると良いでしょう。
生まれたころから海外で暮らしていたような子どもは、日本語が少し不得意になる傾向もあります。中学生になってから日本に帰国すると、日本語が難しくて学校の勉強においつくのが大変、という例もあります。そのような子どもは日本国内のアメリカンスクールなどで就学するという選択もできます。
ですが、「日本語での勉強が苦手」というだけで、日常生活においてはなんら支障はありません。
言語をふたつ理解するということは、その子の将来にとっては非常にアドバンテージとなることです。これからの企業はどんどん海外との連携が強くなり、幹部候補生に成るためには海外赴任を経験しなければいけない企業も増えています。
子どもの将来のためにも、英語を学ばせるのはけっして悪いことではないのです。

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